あなたは、こう思っています。
自分を変えたい!同僚に差をつけたい!知的なトークをしてみたい!
だけど…
・書店に行っても目移りして何を読めばいいのか分からない…
・忙しくて本を読む時間さえ確保できない…
・分厚過ぎて、結局頭に入ってこなくて50ページくらいで挫折した…
・そもそも本を読むのが苦手で…
そんな悩める横着ビジネスパーソンのための超特効薬。
それが、このブログなのです。
成果を出せるリーダーの習慣は「よい疑問を抱くこと」だった
あなたは、部下からの報告や行動に疑問を持って接してますか?
そのやりかたでよいのか?もっと生産的なやり方があるのでは?
「あれは何?」「これは何?」という顕在的(目に見えていること)な疑問ではなく
「なぜああなってるんだろう?」「こうしたらどうなるんだろう?」と潜在的な疑問を抱き、解決に取り組むことで、飛躍的にあなた自身と組織が生産的にレベルアップします。
いわゆる課題設定型の問題解決手法の、課題設定の部分です。
今回紹介するビジネス神書はこちらです。
「ハーバードの”正しい疑問”を持つ技術」の基本情報
著者:ロバート・スティーブン・カプラン
出版社:CCCメディアハウス
定価:1,700円(税込)
ページ数:280ページ
出版日:2015年7月16日
この本で学べること
この本のエッセンス
7つの技術
「正しい疑問」を持つためのフレームワークは下図の通りです。
①会社の未来像を描く技術
目的と基本的な考え方(行動規範)が明確化されて、現場に共有されると、人は自律的に行動し、それが組織として大きな成果を生み続ける
②時間を管理する技術
・二週間の行動記録をとって、自分の時間の使い方を把握する。
・重要度と緊急度の2つのマトリックスに、各行動をあてはめて、優先順位の低いものを減らす努力/委任を行う
これはまさにビジネス神書 2冊目「7つの習慣」の「習慣3 最優先事項を優先する」そのものですね。
ある意味、7つの習慣はバイブルみたいなものってことですね。改めて必読です!
これはまさにビジネス神書 2冊目「7つの習慣」の
「習慣3 最優先事項を優先する」そのものですね(下図)。
ある意味、7つの習慣はバイブルみたいなものってことですね。改めて必読です!
③フィードバックを活用する技術
・仕事ぶりのフィードバックは昇級/昇格のためにのみ行うのではなく、むしろそこに繋げずに行うことが重要で、純粋な人材育成と理解すること。
・自分に対する課題を伝えてくれた人には感謝すること(誰も本人を前に悪口は言いたくないので)
④部下を育てる技術
・取り巻きをつくるのではなく、多才な人材の集まる緊張感のあるチームをつくる
・そのために、権限を委譲し、メンバーに任せる
⑤迷走した組織を正す技術
・全くの白紙の状態から、あるべき姿を思い描く → ゼロベース構築したときの理想像を描く
・一つ下の階層から人選する → 自分に近く、動かしやすいメンバー
・批判を恐れず率直な意見を聞き、最良の案を実行する
⑥みんなのお手本となる技術
言行一致。ミスを犯したなら素直に認め、前に進む。
ビジネス神書 5冊目の「ダークサイドスキル」にも同じようなことが書いてありましたね。
ビジネス書籍でよく出てくるキーワードだし、ものすごく重要なことです。
⑦自分の能力を開花させる技術
自分の強み、弱みを知る。学び続け、信念を持ち、行動をする。
所感とおすすめ度
ハーバードの~ という枕詞で手に取ってみただけという・・・
内容は講演会のような感じなのでサクサク読めます。「正しく疑問を持つこと」って難しいと思っていました。そこには無意識のバイアスもかかるし、周辺情報も知っておかねばならない。総合力が試されるんです。
常に、自ら厳しい方を選択すること!
そのために、常にもっといい道を探し続ける、問い続けることが重要だと思いました!
おすすめ度:★★☆☆☆
どちらかというとトップマネージメント寄りの心構えが書いてあるので
参考程度に読んでみると、上の人達の思考が読める・・・かも?
今すぐ読まなくてもよいという意味でこの星の数です!
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