あなたは、こう思っています。
自分を変えたい!同僚に差をつけたい!知的なトークをしてみたい!
だけど…
・書店に行っても目移りして何を読めばいいのか分からない…
・忙しくて本を読む時間さえ確保できない…
・分厚過ぎて、結局頭に入ってこなくて50ページくらいで挫折した…
・そもそも本を読むのが苦手で…
そんな悩める横着ビジネスパーソンのための超特効薬。
それが、このブログなのです。
SNSの承認欲求や気遣いに疲れた現代人に向けた「アドラー心理学」
あなたは、SNS疲れしてませんか?ネガティブ思考になったり、コンプレックスを抱いたり。
匿名性の是非によらず承認欲求を求めて自分の居場所を探したり、批判を受けるのが怖くて気を遣ったり…
SNSでの行動に見られる多くが
・最新情報を把握していること
・リア充っぷりをアピールすること
・他の人とは違うことをして特異性をアピールすること
であることは明白です。
どれも意味もなく流行ったり習慣化してるのではなく、太古の昔から刷り込まれた生存本能なのです。
狩猟生活をしていた太古の昔から、人間は「最新情報を把握しておくこと」や「組織に役立つ人間であること」は生死に関わる極めて重要な要素であり、仲間から間引かれて殺されていくのは、必ずそういうことに欠けた人達でした。
現代ではそれを「落ちこぼれ」と呼ぶのでしょう。
物理的に殺されたりはしないけど、社会的孤独という心の死があります。
そうならないように必死に社会にすがりつく人間の習性が今も残っている、ということなのです。
だけど、あらゆるシーンにおいて行動には目的があり、心の持ちようによってネガティブな思考にならない方法があります。
それがポジティブ思考の目的を意識して行動に移して、あなたの未来を変える「アドラー心理学」です。
そこで今回紹介するビジネス神書はこちらです。
「アドラー心理学 あなたが愛される5つの理由」の基本情報
著者:内藤誼人
出版社:ぱる出版
定価:1,540円(税込)
ページ数:208ページ
出版日:2016年4月15日
この本で学べること
アドラーの心理学は、2016年頃から一般認知されており
今どき知らない人はいないのでは!
この本のエッセンス
アドラー心理学とこの本の位置づけ
・オーストリア出身の精神科医アルフレッド・アドラー(1970-1937)が創始して、後継者らが発展させてきた心理学で、個人心理学と呼ばれます
・「人は目的のもとに生きている、幸せになるには勇気を持つ」という思考が基軸です
・5つの基本前提(認知論/目的論/全体論/対人関係論/自己決定性)や、3つの課題(仕事/交友/愛)等の構造をとるが、本書ではそうした小難しい理論には触れることなく、アドラーの言葉を平易に解説したもので取り組みやすい内容になっています
・一般的に知られるようになったきっかけは、2013年に岸見一郎/古賀史健の共著で出版された「嫌われる勇気」のヒットです。私もこの頃にアドラー心理学を知りました。まさかの刑事ドラマ化もされてるようでして。左画像が本の表紙、右画像がドラマのアイキャッチ画像です。
様々なシーンにおける、心の持ちよう
心にシミシミする言葉を端的に整理しました。
「物事のとらえ方」、「考え方」を変えて行動するだけで習慣化します。
(1)「人を愛する」ということ/Love
・今あるものをどう使うか、運命は自分でどうにかできるものと考える
→ 「運命」というのは、やれていない究極の言い訳
(ビジネス神書 8冊目 「国家」(プラトン著)での学び)
・自分に向けては、いい言葉だけを投げかけるととともに、相手の良いところに積極的に目を向ける
SNSで足りていないのはコレです。
(リテラシーの低い日本では特に)
・人はいつだって変われると信じて行動することを大切にする
昨日の自分を超えることを毎日に考える!
・上下の関係ではなく、立場の違いはあれど、お互いに協力する姿勢で、その範囲をどこまでも広げていく
・相手に心から向き合い、無償の親切をすればよい
とにかく人の世話を焼く。親切の押し売りで結構!
(ビジネス神書 9冊目「マツコ・デラックスはなぜ~」からの学び)
(2)「人と交わる」ということ/Associate
・何かを得ようと期待すると、下心になってしまう
・自分だけが正しいと思わず、喧嘩をしない
・対等であることを心掛ける
(3)「働く」ということ/Work
・欲をもつことは悪いことではない。羨ましさをやる気に変える
・部下に必要なのは行動するための勇気づけであり、上司が何でもこなしてはいけない
優秀な上司よりも、ちょっと抜けてる上司(=人間くささ)のほうが部下が生き生きと働きやすいらしい。
・自分の望む職場は、自分が一歩踏み出して作ればいい
・愛情をもって、厳しく接する
・休みの日には思い切り遊ぶ
※快楽を求めるだけの「逃げる遊び」は「時間の無駄」ですよ!(第IV領域)
(ビジネス神書 2冊目「7つの習慣」からの学び)
(4)「生きる」ということ/Live
・生きることの本質は「悪あがき」でよい
これは目からウロコなフレーズでした
当たり前なんだけど、そう思うことでいろいろ試行錯誤してみようかなと勇気が出せますね。失敗を恐れて前に進まないことが、結局は後退になるわけです。
・過去は気にせず、未来へ目を向ける
・コンプレックスはやる気の源泉
・転んだらさっさと起き上がる
・問題を自分で想像して大きくしない
(5)「幸せになる」ということ/Happiness
・幸せかどうかは、自分で決める
他人の尺度で決めるものではないし
「普通は」「常識的には」などに惑わされてはなりません。
・幸せなのか?、と問うよりも、「幸せだ」と思えばいい
・いつも何かに挑戦する。努力すること自体が大切
・上機嫌でいるフリをすれば、上機嫌になる
所感とおすすめ
そんなこんなで、私はSNSは目的意識をもって発信することを心掛けることと、他人の発信の裏側の意図や深層心理を予想しながらニヤニヤしてます(笑)
ネガティブ発信多めな人、リア充アピールばかりで中身がない発信が多めな人はミュートしで、逆に勇気や元気をもらえる人は積極的にフォローしてます。
まぁ、これも自分自身がネガティブ思考に陥らないようにするための自衛策なんでしょうねぇ・・・
やっぱ心理学って面白い!もっと真面目に勉強しようかな…
おすすめ度★★★★★
心理学を学ぶと、いろんな気づきがあるし
ものの視方が確信をもって変わります。
・・・という気づきがあったのでおすすめの1冊!!
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