【ビジネス神書 13冊目】「凡人にもできた」の煽り文句に騙されるな!「変人」になることが成功への近道

ビジネス"神"書

あなたは変人ですか? それとも凡人ですか?

多くの人は、「凡人」と答えるのが日本人です。

なので、「凡人にでもできた!」 とか 「凡人が成功した方法」という煽り文句に反応してしまうことがありますよね?

あれは、全部ウソです。

成功できてる時点で「凡人」ではないのです。

では、「凡人」と「変人」の差とは一体何か?

どうすれば「変人」になることができるのか?

今回紹介するビジネスは「成長を続ける人の共通点はどこにあるのか JTの変人採用」です。

「普通」は事業にとってはリスク(負債)でしかないと、表紙で断言してます。

「成長を続ける人の共通点はどこにあるのか JTの変人採用」の基本情報

著者:米田靖之
出版:KADOKAWA
定価:1,540円(税込)
ページ数:224ページ
出版日:2018年5月25日

MEMO

著者の米田靖之さんは、1982年、日本専売公社(現JT)入社。人事部長、製品開発部長、たばこ中央研究所長を経て、2012年に執行役員 R&D責任者に就任。現在は複数社でアドバイザーされてます

この本で学べること

次代を生き残る「変な人」とは、どういう人材なのかを学ぶ

JTの変人採用とは

日本たばこ産業株式会社(以下、JT)は採用活動において、従来の人材採用の枠を超えた独自の採用手法を取り入れており、変化し続ける環境においても「変わり種だが、成長する可能性がある人材」を採用することで、組織の成長やイノベーションを促進しようとしています。

学歴や職歴にとらわれない採用

採用面接では、志望者の人格や考え方、経験などを重視します

インターンシップや外部研修の実施

学生向けのインターンシップや外部研修の実施を積極的に行うことで、多様な人材との出会いや、新しい価値観の獲得が可能となります

採用面接での独自の質問

独自の質問を用いて、志望者の人間性や考え方を見極めています。例えば、「最も自慢できることは何ですか?」といった、過去の実績にとらわれない質問を用いることがあります

異業種からの採用

異業種での経験や知識を持つ人材は、新しいアイデアや視点を持ち込むことができ、組織の成長やイノベーションにつながると考えられています

この本のエッセンス

「変な人」とは

毎日の仕事を面白くしていく達人
・ビジネスのイノベーション(革新)につながりやすい行動をとっている人
機械やAIに置き換えられにくい人

新しいものを考えられる力のある人(=経験に基づく閃きや応用力)
ほかの人と違う視点で物事を捉え、行動できる人

「変な人」のポイント

①変な人がイノベーションをおこす
②変な人の基礎体力
③変な人になる思考パターン
④変な人がやっているアイデア論
⑤変な人は育てられる
⑥未来に向けてのライフプラン

「変な人」を示すキーワード

端的に箇条書きで並べていきます。さっと目を通すだけで全体像が見えると思います。

・新しい観点から、新しいことを考え出す。正解は一つではなく、解法も様々

仕事に遊び心を持ち込む

・失敗しても気にしない

・お前なら仕方ない、と言わせられるために、実績をあげて信用の貯金をつくる

・面白いことをやろうとすると周りに伝染する

・社員のやる気にフタをせず、何気ない発言にも「面白い」を言ってあげる

・「面白いね」とまずは言って、考えてみる/話を進めてみる

真剣な遊び心をもち、「面白い」を繋げて大きくしてみる

一日に2~3時間、遊び感覚でやる仕事を組み入れる

・日常的な仕事のなかにも、必ず新しいことをやる隙間があることを意識する

何をしたか、よりもどんな変化があったかを重視する

・流れをよくする。頭をからっぽにする。面白いほうを選ぶ

・こんな面白いものを見つけました、と始めると相手は身を乗り出して話を聞いてくれる

・どんな仕事も、どう楽しむか、を常に考える

・仕事が面白くなるために習得すべき3つのスキル
 ①何をするか考え出す能力
   → 課題解決型ではなく、課題創出型(価値提案型)
 ②考えたことを実現する能力
   → 小さなゲートを設けて、ゲート毎にPDCAを回して確実に進める
     ※そのためにはゴールまでの全体像を大まかに把握する必要がある
 ③やり抜く能力
   → 信じてやりきる、内外の障壁を視える化して壊す手段を常に考える

変化することを愉しむ

・流れを意識して、いい流れにもっていく。「変な人」は、次をどうするか?を考えている

・「種」を蒔いておく。そのためにはどんな些細なことも全力で拾っておく

・人事とは、自分の望まないようになるものだが、周囲は納得するもの(昇格も異動も)

・自分が経営している会社、と思って物事を考える
 → 自分で起業して経営する練習台として意識するとよい

・イノベーション(革新)を起こすための、イマジネーション(想像/創造)を起こす6つの行動
 ①不要な無駄取り
  → 何も決まらない会議や報告書の作成等
 ②柔軟性
  → いろんな角度から物事を観察する
 ③スピードアップ
  → ベンチャー企業のような迅速な判断とフットワーク
 ④本質をみる
  → 誰に、どんな価値を提供し、競争力はどこにあるのか?
 ⑤外へ出る
  → 他社、他業界との交流
 ⑥遊び心
  → 上品なセンスが必要。自虐やネガなネタはNG

・モダンアートをみて観察力に磨きをかける
 → アートに意識的に触れることはイノベーションには極めて有効
  (ビジネス神書 12冊目「観察力を磨く 名画読解」
  (ビジネス神書 3冊目「世界のビジネスリーダーがいまアートから学んでいること」

・偉い人よりも面白い人

・1年ごとに自分で新しい仕事を作る
  → 与えられる仕事はほどほどに、自ら付加価値のある仕事を見つける

・「変な人」のロールモデルを観察できる範囲で見つけておく

所感とおすすめ度

私は就職活動してた2003年頃は、まだまだ学歴重視で変人採用ブームが見え隠れするレベルでしたが、今はどんな企業でも「変人採用」が主流なのでしょう。

「変な人」とは凡人とは違った視点や価値観と行動力を持った人のことであって、何かを成し遂げる人は全て自らを謙遜しながらも「変人」なのだと思います。

では「凡人」とは何か?

それは「結果をすぐに求めてしまい、失敗したら原因究明して改善せず、すぐ諦めてしまう人」に尽きます。よほど才能と時の運がない限り、一発で成功することなんて稀有だと認識を改めることが大事です。

そんな人の心の弱みにつけこんだ煽り文句で寄ってくる連中もいるので、こういうことを知っていること(=マインドセット)が肝要だと思います。

ありたい姿(to be)に向かって地道に改善しながら継続できることは「変人」の証なのです。

あるぱか。
あるぱか。

おすすめ度★★★☆☆

書いてあることは目新しさを感じることはないけど
サクサク読めて、自分のできてないところに気づかされるので
サササーと一気に読み進めるとよいと思います。

私も「変人」になれるように頑張ります!


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